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赤いモノリス調査

話題:今日見た夢
なんかまたリアルすぎる夢を見たのだが。また続いてた。


京都でSランク祭具が見つかった次の日、晴斗は宇崎に頼まれ鼎がいる病院へ祭具の資料を届けに行った。


病室では鼎が晴斗の姿を見るなり、何かを察したように見える。
「か…鼎さん、室長からでこれを見て欲しいって。俺は頼まれただけだからっ」

鼎は資料を受け取った。Sランク祭具の今現在の情報が書かれている。
「京都で見つかったのか…?」
「そう聞いたよ。今のところ支部で祭具を見張っているって」
鼎の調子はあまり良くないように見えた。顔は仮面で隠れているのだが、声に力がない。
「室長が言ってました。ゆっくり戻ってきなって」

鼎はしばらく黙っていた。なんだか気まずい。晴斗は何か言おうとしたのだが、鼎の異変に気づいた。
鼎は仮面越しに口元を押さえている。息苦しいのだろうか、急激にぜいぜい言い始めた。鼎は声を絞り出した。
「晴斗…早くそのボタン(ナースコール)を押せ…!早く…。看護師が来たら部屋をすぐに出るんだ。まだ晴斗には素顔は見られたくない…」
晴斗は苦しそうな鼎を見ていられずにボタンを押した。看護師がバタバタと病室に入っていく。晴斗は不安そうに病室を出た。


病室を出る際、晴斗は看護師によって鼎の仮面が外されているのを見た。

素顔は見えないが、呼吸器を付けられているようにも見えた。顔は鼎に配慮して包帯が巻かれてある。
晴斗は看護師が出た後、ちらっと病室を見た。そこには呼吸器を付けられた鼎の姿があった。顔は包帯で隠れているので素顔は見えない。呼吸器が付いてる口元だけが見えている状態。
口元だけでも火傷の跡がかなりひどいのは見てとれた。


晴斗は病院を出た後、室長に連絡した。
「あの…室長…。鼎さん、退院延期になるかもしれません。鼎さん、ついさっき発作を起こしました」
「現状は?」
「今見たら呼吸器付けられていました。発作起こす前、すごい苦しそうだった…」
「今、本部にも鼎の主治医から連絡があったんだ。鼎の退院は延期されたよ。あと3日様子見も兼ねて入院だそうだ。やっぱり原因不明だと言ってる」
「なんで鼎さんばかりこんな目に合うんだよ…」
「今までの無理が祟った可能性もあるなぁ。あいつ、あんな身体でずっと戦って来てるから…。身体の負荷がえらいことになっているかもしれない」
晴斗は神妙な面持ちになった。
「…何も出来ないのは辛いよ……」
「晴斗。とにかく本部に戻ってこいよ。鼎は大丈夫だと信じてるから」
「…わかりました」


晴斗は本部に戻ってきた。宇崎は晴斗にそんな心配すんなよと声を掛ける。
「晴斗。これを見てくれ。鼎の主治医が送ってくれた検査結果だ。本当は見せちゃダメだけど、晴斗には見せよう」
「これ…異常なしってどういうこと!?」
「鼎は3年前にも同じような症状で倒れてる。その時と酷似してるんだ。その時も原因不明だった」
「無理しちゃったのかな…」


京都某所の廃ビル周辺。祭具があるのは廃ビル内部だが変化はない。
「全然変化ないですねぇ」
「あれからずっと見張っているけども、何も起きないな」
見張りに当たっている支部の隊員達が呟く。


本部では祭具にも動きがなく、鼎が不在の間にある調査をすることにした。
それはあの赤いモノリスの調査だった。調査に抜擢されたのは晴斗・彩音・御堂の3人。
「…ってなわけで3人にはモノリスの調査に行ってもらう。ここから近い神奈川の海岸にあるモノリスを調べて欲しいんだ」
「調査員が調べても何もなかったのに行く意味あるのかよ」御堂は悪態をついた。
「御堂、お前はわかっちゃいないな〜。本部の隊員が見てわかることもあるかもしれないだろ?モノリスには謎の記号がある。御堂は見たことあるかもしれんがな」
「それどういうことだよ!?」
「とりあえず、神奈川行ってこい」


神奈川某所の海岸。3人は赤いモノリスを見上げていた。モノリスは約2m。
色は血のように真っ赤だ。
モノリスの上部には白い記号らしき謎の紋様が描かれている。

「なにこれ…」彩音は気味悪がった。
「でけーな〜」晴斗はモノリスを見上げている。御堂はモノリスの紋様に見覚えがあった。これ…あの痣の紋様と似てる…。
「この紋様、めちゃめちゃ怪しい」御堂はきっぱりと言い切った。

彩音はちょっと離れたところからモノリスを見ている。不気味なオブジェにしか見えない。
晴斗はなんとなくモノリスに触れた。触れたとたんに晴斗の中に何かの意識が流れ込んできた。
晴斗は額を押さえた。

「晴斗!?どうしたの!?」彩音が慌てて晴斗の元に行く。
晴斗は額に汗を浮かべながら彩音に言う。
「これに触ったらいきなり何かの意識が流れ込んできた…」
彩音はとっさにモノリスから晴斗を引き離した。御堂はモノリスを観察する。
「これ…敵のものなんじゃないか…?これと晴斗が関係あるのか…?」
晴斗はようやく落ち着いてきたらしかった。
「この調査、晴斗を同行させない方が良さそうだな。…もし、敵と関連性があるなら晴斗が危ないだろうが!」
「…そうだね」彩音は晴斗の様子を見ながら答えた。


晴斗は本部に戻ってからも異変が続いた。宇崎も心配している。
「モノリスを触ったら異変が起きたのか?」
「…は、はい…。よくわからないけど」
晴斗は激しい頭痛に見舞われている。しばらく晴斗は救護室に彩音と一緒にいた。彩音は救護隊員でもあるので介抱していた。救護室には宇崎もいた。

宇崎は晴斗の異変に、モノリス調査に晴斗は同行させないと判断した。これがもし敵のものだとしたら、晴斗はモノリスと関連性があるのか…?


病院では鼎がようやく気がついたようだった。顔に包帯が巻かれてある状態なので、ほとんど見えていない。

ちょうど病室に来た看護師が鼎に気づいたようだった。
「紀柳院さん、気がついたようですね」
看護師は鼎の身体を確認している。呼吸は正常だ。
「今呼吸器と顔の包帯を外しますね。起きれますか?」
鼎は体をゆっくりと起こした。包帯で視界が遮断されている。
「あ、あの…仮面も頼む」
「わかっていますよ。外してから着けますからね〜。とにかく紀柳院さんはゆっくり休んでいてと、本部の宇崎司令から連絡がありました」
鼎は包帯を外されながら看護師の話を聞いていた。看護師は手慣れた様子で仮面を優しく着けてくれている。
「マスクの位置、ずれてないですよね?紐キツくないですか?大丈夫?」
「大丈夫です」

鼎とよく話すこの看護師は藤枝と言った。藤枝は鼎の主治医並みに鼎の専属みたいな看護師である。
鼎はよく病院に搬送されるため、本部の方針でそうなった。ゼルフェノア直属の病院なのは本部と直結しているため、情報交換がしやすい。
もちろん、病院側は鼎の事情も知っている。例の事件の時も悠真=鼎もこの病院に搬送されている。


一方、京都。廃ビル内部で僅かに動きがあった。見張りをしている隊員が双眼鏡でビル内部を見ていた。
「…なんだ?あれ…祭具か…?」
ビル内部に何か小さく光るものが動いている。
「小田原司令に伝えろ。ビル内部に動きありとな」
「了解しました!」
にわかにビル周辺がざわつき始めた。光るものは祭具なのか?



晴斗と鼎の病室でのやりとりが鮮明すぎてなんかキツかった…。鼎が発作起こしてからの晴斗に言った言葉がなー。
あれは鼎なりの優しさだと思わざるを得ない。知っているからこそ、素顔は見られたくない的なやつ。

鼎的にはかなり複雑なんだろうけども。


モノリスと晴斗の関係は急に出てきた。

街角ピアノin弘前

話題:おはようございます。
昨日の拍手4個ありがとうございます。今の時間帯、ピタゴラ見てるのだが街角ピアノで弘前出てるからそっち見てた。


弘前駅のストリートピアノ、めちゃめちゃいいんだよなぁー。駅の構造上、音が響くし待ち時間が心地いいのよね。

弘前って音楽活動が盛んなのは知らなかった。百石町展示館でたまに演奏会やってるのは知ってたけども。


街角ピアノ、たまに見ています。いいよね、この番組。癒される。



今日はアニアカがないから午後はEテレ見てようかしら。劇場版ダーウィンがきた!の海の生き物のやつが見れる。そのままさかなスターも見るかも。

ゴールデンウィークだからか、ラジオは三昧が続くのか…。今日はプロレス三昧らしい。
こどもの日の三昧が何三昧になるのかが気になる…。



昨日のムジカ・ピッコリーノ、ドラクエの序曲が出たのでジャンルが幅広いな〜と思いました。ゲーム音楽までやるムジカ…抜かりねぇな。
そのうちFFの曲が出てもおかしくないな。つい最近クラシックTVで植松特集してたじゃんかと。

ムジカは土曜夕方にもやってんぞ。


昨日はビットのゲームに参加してた。ランク、カブトムシの次はハムスターなんだな。虫の次は動物なのか…。


昨夜はかりそめ見てから寝たよ。

沖縄の緑の廃屋?

話題:今日見た夢
変な夢見た〜。2つ夢見た。ひとつは昭和の沖縄らしき村が出てきて荒廃してる。村には異常な数の自販機が。
村がちぐはぐしていて異質だったのは平屋の緑色の廃屋。スプレーで派手に落書きされてた。



夢2つ目。昨日の夢の続き。対怪人組織の夢。


翌日、彩音と空操が北海道から任務を終えて本部に戻ってきた。彩音は鼎が昨日病院に搬送されたと聞き、ゼルフェノア直属の病院へと向かう。

病室での鼎はそこそこ体調良かった。命に別状はないという。病室でも鼎は仮面姿のまま。
「鼎、昨日倒れたって聞いて飛んできたよ。頼まれた必要なものも持ってきた」
「…ありがとう」
鼎は倒れた原因がわからないことから検査も兼ねて3日程入院となっている。鼎の部屋の合鍵を持っていた彩音は頼まれたものを持ってきていた。
「鼎、晴斗がいなかったら危なかったよ」
「助けられてばかりだな…私」


その日の夜、晴斗は父親の陽一に気になったことを聞いていた。
「ねぇ…父さん。父さんがゼルフェノアの隊員だったって本当なの?鼎さんについて何か知っているんでしょ?事件のこととか」
陽一はついに話す時が来てしまったか…って表情をしている。
「あぁそうだ。父さんはゼルフェノアの隊員だったよ。12年前に辞めたけどね。…鼎って、紀柳院鼎のことか!?」
「…うん。俺とよく行動している先輩…いや、仲間だよ。顔は仮面で隠れて見えないけどいい人だよ」
陽一は「鼎」「仮面」というワードに反応した。

「悠真…元気にしてたのか…」
「やっぱり父さん、鼎さんが悠真姉ちゃんだって知ってたの!?」
「…知っていた。あの事件後に悠真の生存を知った俺は密かに援助をしてたんだよ。晴斗は知らないだろう、まだ小学生だったんだからな。
鼎は事件後3年後くらいに1度だけ、家に来ている。事件現場に花を手向けに・墓参りもしたくて来たと言って訪ねてきたよ。まだ火傷がひどくて歩くのがやっとな状態だったのに…」
「わざわざ家に来たの!?あんな怪我してんのに、なんで…」
「頼れる人が俺達暁家しかいなかったんだろうな…。今でも覚えているよ、鼎が来た時のこと」


9年前。例の事件から3年後あたり。鼎はまだ火傷がひどいことから(重傷レベル)リハビリもしていたが、まだ歩くのがやっとな状態だった。9年前までは介助人と共に生活している状態。

鼎は介助人の女性スタッフに付き添われながら暁家を訪ねてきた。その時の鼎は仮面にフードでさらに顔を隠し、両手と首には包帯が巻かれている状態。
鼎はまだ仮面生活に慣れてなかったと聞く。


鼎は恐る恐る暁家の呼び鈴を鳴らした。出てきたのは晴斗の母親・朱美だった。

朱美は仮面姿の女性を見るなり、驚いた。この人は一体誰なのか?彼女は陽一に用があると一言だけ言った。声に聞き覚えのあった朱美は慌てて陽一を呼んだという。
陽一は声ですぐに悠真だとわかり、変わり果ててしまった悠真の姿を見た。
「お前は…悠真なのか…?」
鼎はうなずいた。鼎は一生懸命声を絞り出してあることを告げたという。
「…私は名前を変えました。『紀柳院鼎』です。悠真とはもう呼ばないで欲しい…」
陽一と朱美は事情を察し、鼎を家へと上げた。
「悠真…じゃなかった、鼎さん。生きてたのか?」
「…はい。見苦しい姿ですいません。事件で全身に火傷を負いまして…。それも重傷で…。顔は見せられないくらいにひどいんです。だからこれ(仮面)なしでは外出も出来ません」

陽一と朱美は謝らなくてもいいよとなだめた。あの仮面はそういう意味だったのか。顔は大火傷を負ったという。
「私はある目的で来ました。事件現場に花を手向けたい」
「鼎…それはやめといた方がいい。周りの目があるし、不審者と思われるぞ」
「じゃあ陽一さん、同行願い出来ますか?一緒なら怪しまれないでしょう。私はこの有り様ですから怪我人だとわかる」
「なんでそこまでして行きたいんだ?」
「都筑家への決別です。私は名前を変えたと言いましたよね…別人として生きると決めたんです。都筑家への関係をここで断ち切りたい」
「本気なのか…?」陽一はいぶかしげに鼎を見る。鼎は終始うつむいたままだが、声には強い意思を感じた。
どうやら顔をずっと見られたくないようだった。仮面に慣れていないのが目に見えてわかる。

「わ、わかった。一緒に行こう。確か現場は更地になっている。ここから少し離れているが、歩けるか?」
「ゆっくりでお願いします」
「わかった」


「それで事件現場に行ったの?あと墓参りも」
「あぁ…行ったさ。鼎は歩くのが辛そうにしてた。時々休憩を入れながらゆっくりと行ったんだ」
「鼎さん、本当に家に来ていたのか…」
朱美も会話に加わった。
「初め見た時はびっくりしたわよ。仮面に包帯姿の女の人が来るんだもの。まさか…あの悠真ちゃんだとは思わなくて」
暁家と都筑家は家族ぐるみで付き合いがあったため、晴斗の母親は悠真を「悠真ちゃん」と呼んでいた。
事件当時の悠真=鼎は17歳、この当時の鼎は20歳くらいだ。


「まさかその鼎がゼルフェノアに入ったと聞いた時は驚いたさ。4年前だな、彼女が入ったのは。
その後に晴斗もゼルフェノアと契約すると聞いた時は正直複雑だったよ。名前や姿は変われど晴斗は悠真に再会するのかってね…」


9年前、鼎は帰り際に陽一にこんなことを言ったという。
「晴斗くんには私が生きていたこと…黙っていて下さい。数年後に直接会う気がするんです。互いに知らないまま」


晴斗は鼎が言った言葉に衝撃を受けた。言葉の通りになっている。
例の事件から12年後、晴斗と鼎はあの式典会場(1話相当)で初めて顔を会わせることになる。そして晴斗は鼎のピンチを救い、怪人を倒した。

これを機に晴斗はゼルフェノアと契約することになる。


晴斗は陽一にあることを聞いた。
「父さんってゼルフェノアいつ辞めたの?事件後なのはわかったけども」
「鼎が来てからしばらくしてからだよ。辞めた後も密かに援助はしていたんだ。8年前に彩音さんが鼎と出会ってからは干渉していない」
8年前には鼎は介助人なしで、ひとりでなんとか生活出来るようにはなっていた。生活に支障は出ているが。
それだけ火傷がひどかったらしい。暁家を訪ねて以降、鼎は心を閉ざし引きこもり状態になってしまうのだが。


3人はテレビをなんとなく見ている。ゼルフェノアに関する最新の報道だった。

陽一はポツリと言う。
「晴斗、鼎と仲良くやれてるか?」
「色々あったけど、うまくいってるよ」
「そうか、良かった」
「父さんって監視員してるって聞いたけど…」
「宇崎のやつ、余計なことを漏らしたな…。あいつ、俺がいた頃は研究員だったのに今は司令だもんな」


晴斗は事件後の鼎の話を聞き、やる気をなくしていた。
そんなことがあったなんて…。話を聞けば聞くほど重い。


本部では様々な情報を収集していた。宇崎がぼやく。
「鼎はあと2日で退院か…。検査で何もなければいいんだが…3年前にもあいつは倒れてるんだよなぁ…」

支部から通信が入った。
「はい、小田原司令」
「京都でSランク祭具が見つかった。明日にでも行けるか?」
「いや…今はちょっと行けない。鼎が倒れて今は病院にいる。あと2日で退院だが、退院直後に行かせるのはまずいでしょうよ」
「鼎が!?3年前と同じ感じだったのか?」
「そう聞いてます。病院に行った彩音から聞きました」
「…わかった。支部では祭具の見張りをすることにするよ。結界は展開しておく。とにかく鼎の回復を待つしかない。彼女なしではSランク祭具の破壊は不可能だ」
「なんだか小田原司令、優しいですね」
「大事な隊員だ、当たり前だろう?宇崎も隊員を大事にしろよ」


Sランク祭具は勾玉だと聞いた。場所は廃ビルだったという。
なぜに廃ビルに勾玉?細かいことはどうでもいい。

病院では鼎が彩音が活けてくれた花を眺めていた。
花は癒される。私は助けられてばかりだな…。


京都の廃ビルでは支部の隊員達が大規模な結界を張っている。
場所が市街地であるため、結界が大きい。勾玉は鏡よりも強力だとことから小田原司令が判断したのだ。

勾玉の能力はまだ判明していないだけに不気味だ。



沖縄の廃屋の夢が不気味すぎる。昭和な村なのに現代の自販機がずらーっとあったり、緑の廃屋がとにかく気持ち悪くて。


もう1つの夢は鼎の過去が晴斗の父親の陽一によってさらに明かされた感じだが、めちゃめちゃ重い…。事件後のことなんで尚更重いっていう…。

鼎は事件で負った火傷の程度がひどいので、並みの生活が出来るまでに約4年かかってる。
退院してから2年くらいはリハビリしながら介助人の女性スタッフと共に生活してた。この女性スタッフ経由で当時「怪人事件被害者支援団体・ノア」職員だった彩音が鼎の元へカウンセリングと援助に来るのだが。

彩音はなんだかんだあってノアは辞めたが(ゼルフェノアに完全移籍)、ノアという組織自体は存在してる。ノアはゼルフェノアから派生した組織。
ノアはNPOみたいな活動をしていて、怪人事件の被害者を支援するのが目的。カウンセリングとかしてる。

無題


話題:おはようございます。
昨日の拍手4個ありがとうございます。昨夜はクラシックTVを見てから寝ました。三浦大知のアンコール放送だった。

昨日なんとなくヒルナンデスの前半だけ見てたけど、さらっと木村昴が出てた。木曜レギュラーなのか?


今日は総合が面白そうだなぁ。オモシロ学者のスゴ技動画3見てる。
100カメ再放送も気になる…。気になっているけど今まで見れなかったんだよね。



昨日のリモコンゲーム、音ゲームズっ。

曲はEDに使われていた曲だったからまだマシでしたが。EDの曲、3曲からランダム放送してんのね。
「圧倒的」って曲にはしれっと木村昴も歌ってる。…てか、MVにもテレビ戦士と一緒に出てる…。

第4・第5の祭具と本名

話題:今日見た夢
変にリアルだった。一昨日見た夢、島根編?の続きで。


島根の任務から本部に帰還した晴斗・鼎・桐谷の3人。
本部・支部では第4・第5の祭具が見つかったということで→本部からは彩音と空操が北海道に祭具破壊の任務に派遣されていると知る。
支部では宮崎にある祭具の破壊任務に応じていた。

北海道の祭具はランクA、宮崎の祭具はランクB。1日2日あれば破壊出来る。


室長の宇崎は晴斗と鼎を研究室に呼び出した。
「Sランク祭具の話だが、残り2つある。君たちふたりの力なしでは破壊は不可能だ。残りのSランクは鏡よりも強力だと推測している」
「俺達ふたりがいないと不可能なの!?」
「特に晴斗の力は強力だ。鼎の覚醒強化すらも凌駕している。力が凄まじすぎて鼎の仮面が割れたと聞いたからね」
鼎は黙っている。しばらくしてから口を開いた。
「…対の刀が必要ということか……」

晴斗は研究室を出た。鼎はまだ研究室にいる。
「鼎〜。例の割れた仮面、見せてくれないか?」
「少し補修してますが…」
宇崎は全然いいんだよという感じだった。
宇崎と鼎は研究室脇にある小部屋に入った。鼎はケースに入った割れた仮面を見せた。一生懸命補修した跡がある。
宇崎は仮面が衝撃波で受けたダメージを見ていた。仮面は左目周辺が割れている。よく見ると細かい傷もある。
「あぁ〜こりゃひどいなぁ…。一見するとそうでもないが、滅多に割れないこの仮面が割れるとは…。真っ二つに割れていたらヤバかったな」
「真っ二つ…」
「もしかしたら残りのSランク祭具には今の仮面では耐えられないのかもしれない。仮面をそのままにするか改良するかは鼎本人が決めて欲しい。技術チームも岐阜から呼んで来てるんだ。鼎、実験台になるのはもう嫌だろう?だから選択させておくよ」

改良が必要なくらいにヤバいのか?Sランクは。あの改良は地味に苦痛なのもある。
ゼルフェノアに入った当初、着けてる仮面のサイズが微妙に合わなくて戦闘に耐えうるような、ちゃんと顔の大きさに合った仮面へと改良された。その時に視界も若干広くしてある。
鼎は新しい仮面を受け取った。これでスペアに不安はない。


鼎は研究室を出た。どこか元気がない。背中が寂しく見える。
鼎は本部のデッキにひとりいた。なぜか風に当たりたいと思ったからだ。ひとりは落ち着く。
「鼎さーん、ここにいたんだ」
晴斗がデッキにやってきた。
「…どうしたんだ?」

「俺…前からずっと気になっていて。本当はこのこと、極秘事項だからしゃべっちゃいけないのはわかってはいるんだけども…」
鼎の態度が急に変わった。
「本名のことか!?」
鼎は思わず語気を強め、晴斗の胸ぐらを掴んでいた。鼎は我に帰り、手を離した。晴斗は何が起きたかわからない顔をしている。
「すまない…晴斗とはずっと馴染みがあるのに、思わず手が出てしまった…」
鼎は素直に謝った。
「俺…室長から聞いたんです。例の事件のこと。そこで鼎さんが悠真姉ちゃんだと知って…」
晴斗は6歳頃まで近所の高校生の悠真に弟のように可愛がられていた。事件で都筑一家は全員死んだと晴斗も聞かされていた。晴斗はわんわん泣いた。

「その名前、もう2度と私の前で出すな…。確かに本名は都筑悠真だが、事件以降は紀柳院鼎として生きている。悠真は死んだんだ。私が…悠真が生きていることは知られてはいけない…!表沙汰になったら……」
鼎は複雑そうな感じだった。晴斗もまた複雑そうである。
鼎はずっと顔を背けていた。よく見ると拳を強く握りしめている。
事件以降、全てを失った鼎は変わってしまっていた。何もかも。


「あの事件の後に俺の父さんが現場にいたって本当なの!?父さんは捜査してたってどこかで聞いた…」
「…わからない…。詳しいことは室長かお前の父親に聞けばいいだろ」
鼎はそっけない。
暁家は都筑一家が巻き込まれた怪人による放火殺人事件後、引っ越している。現場から離れた場所に。


晴斗はとぼとぼと艦内を歩いている。鼎さん、あんなにも態度が変わるなんて…。
やっぱり本名は禁句だったのか。胸ぐらを掴まれた時、怖かった。馴染みがある自分にも容赦ないなんて。
何よりもショックだったのが鼎自身の口から「悠真は死んだ」という言葉が出たことだった。
なんであんなことを言ったんだ…?


晴斗は滅茶苦茶落ち込んでいた。室長は落ち込んでいる晴斗を見かけるなり、一緒にお茶しないかと持ち掛けた。

「そんな気ないですよ…」
「何かあったな。晴斗、お前…まさか鼎の前で禁句を出してしまったのか?」
「……俺、やってしまいました…。あんなにも態度が豹変した鼎さん、初めて見た。怖かった…。胸ぐら掴まれたよ」
「あいつの中では悠真は死んだことになっているんだ。今いるあの人は『鼎』だ。例えお前に馴染みがあろうが鼎だ」

晴斗はあることが気になり、室長に恐る恐る聞いてみた。
「例の事件当時、父さんが現場にいたって本当なんですか?鼎さんはわからないと言ってたけど…気になって」
「あぁ…暁陽一ね。12年前の例の事件後にここを辞めている。事件のショックで辞めたとも言われている隊員だったが、まさか晴斗の父親だとはな〜」
「父さんがゼルフェノアの元隊員…!?」
「事件以降、悠真の生存を知った陽一は密かに彼女をサポートしていた。その時彼女は既に名前を変えていたが、晴斗の家に鼎は1度来ていたんだ。身体があんな状態なのに無理をしてまで来ていた。平日の昼間だったから君は知らないはず」
「どうやらその時に陽一と鼎は事件現場を訪れ、花を手向けていたらしい。現場は更地になっていたが」
その当時の晴斗はまだ小学生だ。覚えているわけがない。
陽一は仮面生活に慣れない鼎(=悠真)を密かに援助していた。これは鼎が彩音と出会う前のことだ。

「晴斗、お前がゼルフェノアと契約すると聞いた時家族の反応がすんなりしてたはずだが、これでわかっただろう?」
「父さんは知っていたのか…。紀柳院鼎の正体のことも」
「組織を辞めた後でも陽一は監視員として動いているからね。表向きは会社員だが」
「知らなかった…」
晴斗は次々明かされる事実にどう反応していいのかわからない状態。


鼎は研究室内の小部屋にいた。仮面を改良するべきか…?でも現状のままの方がいいのか…。実験台はもうこりごりだ。
宇崎は小部屋にいきなり入ってきた。鼎が驚く。
「うわっ!!」
「ギャーっ!!出たーっ!!…あれ、鼎か。すまん、驚かせた」
小部屋は薄暗いままだったので、鼎の顔(仮面)が陰影でホラーに見えたのかもしれない。
「鼎ー、電気点けようよ。怖いよぉ」
「…すいません」
鼎の仮面姿に慣れてる宇崎もさすがに怖かったらしい。
「鼎…相当悩んでるな。晴斗の件もあるんだろ?晴斗も複雑そうにしていたぞ」
「なぜ私の生存は表沙汰になってはならないのでしょうか?犯人の怪人は倒したはずなのに」
「…都筑一家は全員死亡と報道されている。まさか今になってその娘が生きてたなんて出たらマスコミがお前に殺到するぞ。…絶対に嫌だろう?」
「嫌です。そっとしておいて欲しい」
「だから組織全体でサポートしてるんだ。事件後からずっとお前のことをな」


北海道では彩音と空操が祭具を破壊したと報告が入った。場所は炭坑跡にあった。
ほぼ同時期に宮崎でも支部の隊員が祭具を破壊したとも入ってる。こっちは廃寺にあったという。


宇崎は司令室で何やら考えているようだった。Sランクが2つあるが、怪しいのはやはり京都と東京。
2つ祭具を破壊したことにより、3つ目のモノリスが出現した。今度は新潟県の田園風景の一角に。
「今度は新潟…?モノリスなんなんだ…?神奈川・長野と来て新潟…?小田原司令、調査はどうなんですか」
「モノリスに関してはさっぱりだよ。Sランク祭具、そろそろ見つかってもおかしくないかもな。私も京都と東京が怪しいと見ているんだよ。宇崎、鼎のサポートは順調か?」
「えぇ…彼女、島根の任務の際に仮面が割れたと言ってました。今現在彼女に仮面の改良をするか、そのままにするか選ばせてるところですよ」
「…鼎のやつ、実験台はもう嫌だろうからそのままかもしれないぞ?お前も知っているだろう?改良の時の試着のあれ…」
ゼルフェノア契約当初の鼎は相当他人に仮面を触られるのが嫌だったのか、試着時に暴れていたと聞く。ふたりが押さえてなんとか試着出来た感じだった。

ゼルフェノア契約当初の鼎はまだ人間不信だったのもある。だから身体の一部である仮面を他人に触られるのが嫌だった。
鼎は仮面が改良型になった後もしばらくは拒絶している。


鼎はようやく艦内に戻ってきた。ずっと風に当たりすぎたのか寒かったらしい。

鼎は冷えた身体を温めようとしたのか、自販機前にいた。
鼎は一瞬、ものすごい立ちくらみを感じた。立っていられない。このままだとマズイ…。鼎は突如、電池が切れたかのようにしてうつ伏せに倒れた。


晴斗が鼎が倒れていることに気づいたのはそれから約5分後だった。
晴斗は慌てて駆けつける。
「鼎さん!?鼎さん!?しっかりして!」
晴斗は鼎がうつ伏せ状態になっているのを見た時に嫌な予感がした。うつ伏せだと呼吸が出来ないから危ないと以前、鼎から聞いていた。窒息する可能性があるからだ。

晴斗は慌てて身体を仰向けにしてあげた。そして近くの緊急ボタンを押した。
「室長!大変です!鼎さんが倒れました」
「現状は?」
「俺が見つけた時にはうつ伏せ状態になってました…。今は仰向けにしていますが、呼吸が乱れてるし返事もない。仮面…外してあげた方がいいんでしょうか」
「いや…まだ仮面は外すな。外してはならない…!今すぐ鼎を緊急搬送する!晴斗は側にいてやってくれ。鼎に声を掛け続けろ」
「わかりました」
救護隊が派遣された。なぜ、鼎はいきなり倒れたのか…。
晴斗は救護隊が来るまでの間、ずっと声を掛け続けている。
「鼎さん…返事してよ…。死なないでよ…。悠真姉ちゃん」
晴斗は思わず鼎の本名を口にした。鼎の身体が反応した。鼎は意識を取り戻したのか、力ない声で言う。
「……その名前で呼ぶなよ…晴斗」
晴斗は鼎が意識を取り戻したと室長に連絡した。晴斗は涙目になっていた。いや、泣いていた。
やがて救護隊に鼎は病院に搬送されて行くのを晴斗は見送った。


鼎がなぜ倒れたのかは今のところわかってはいない。


鼎は過去にも度々倒れている。前兆はだいたい立ちくらみか頭痛だということしか。
だが今回のはひどいものだった。うつ伏せになってしまったことにより、窒息死する可能性もあったわけで…。これは仮面の呼吸吼が1ヶ所しかないことの弊害である。うつ伏せになると危険すぎるんだ。

鼎にとっては水も危険である。だから任務では水場の近くは避けている。これも溺れるから。鼎自身は泳げるが、仮面着用だと間違いなく溺れてしまう。リスクありすぎ。
海辺など眺めるだけなら平気だけども。



鼎さんの本名絡みになると一気に重い展開に…。禁句ゆえに態度が豹変してるんで、怖すぎる。絵面を想像したら怖い…。
晴斗の父親が元隊員なのはなんとなくあった。

晴斗と鼎に関わっている人物に晴斗の父親・陽一が出てきたな。
鼎は事件後(3年後くらい)に陽一と一緒に事件現場に花を手向けにも行ってるが、家族ぐるみで親交があった都筑家の墓参りにも行っている。
鼎が墓参りに行ったのはこの日だけで、それ以降は都筑家との関係を断ち切っている。鼎は名前を変えたから、別人として生きるために決別したのではないのかと。

事件後現場周辺で目撃された、仮面にフード姿の女性は実は鼎。この時の鼎はフードで顔をさらに隠していた。陽一と行動していたせいか、怪しまれなかったけど。
この時の鼎はまだ両手に包帯を巻いている状態と、かなり痛々しい。歩くのがやっとな状態だったらしいのが…。

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