「最初から君を好きでいられて良かった」


なんて


空に歌うんだ





詰め込んだ夢を打ち上げる場所
探し求めて この町から出た

震える着信


電源を切った


燃え出す導火線
誰も止められない

世界の終りが 今 訪れたとしたら

全部ほっぽって

ふたり 永遠に一緒 なのにね



Like a Fire Flower

僕が消えちゃわないように

火の粉散らせ


夢打ちあがれ



「最初から君を好きにならなきゃ良かった」


なんて


嘘までついて



慣れない景色

不自然な笑顔

華やかな祭とは違ってた



繰り返す
留守電
『ガンバレ』の声

涙で導火線

消えちゃいそうだよ



宇宙の始まりが

 あの口付け だとしたら

星空は ふたり 零した



奇跡の跡




Like a Fire Flower

君が 見つけやすいように

雷鳴の如く 夢 轟かせ




「最初から君を好きにならなきゃ良かった」


なんて


バレてるんだろうな





産まれも育ちも

ばらばらな僕ら


姿も形も

それぞれな僕ら


男も女も

ちぐはぐな僕ら


それでも 心 を

 ひとつ に 出来たなら




人生の途中が

線香花火だとしたら

一瞬でも ふたり照らす 向日葵の様に


Like a Fire Flower


いつか夜空に大輪を
咲かすその時まで待ってくれ

「最初から君を好きでいられて良かった」



なんて空に歌うんだ