訃報

びっくりした…

声優の川上とも子さんが10日、卵巣ガンで死去されたという

川上さんといえば、『クロノクルセイド』のロゼット・クリストファ、『うえきの法則』の森あい、『ヒカルの碁』の進藤ヒカル、『ケロロ軍曹』の日向冬樹、『Air』の美鈴ちん、『TOD2』のナナリー・フレッチなどを演じた方

ここ数年ずっとアニメに出演されてなかったけど、いつか復帰して、冬樹の声は川上さんに戻ると思ってた…

まだまだ年齢的にもこれからという時であり、だからこそ驚きが隠せません
一人のファンとして、お悔やみを申し上げます

一言だけ呟きたくなった

バッカーノ2002-B読んでて、思わずこめかみがヒクついた。
ネタバレっていうレベルにすら満たない些細な事柄だから、これだけ言わせて。

……イザヤてめぇ。

いや、イザヤが登場したわけじゃないよ。その存在がにおわされただけで。

『酒』の世界と『首』の世界の予期せぬリンクに驚いた、それだけ。
成田先生の作品はバッカーノしかまともに読んだことないけどさ、やっぱり『血』とか『橋』とか『針』とかもみんな同じ世界なのかな。

ある意味で暴露バトンといえる(凄く長い語り注意)

影響を受けた作家バトン

【ルール】
漫画家でも小説家でもイラストレーターでも。
とにかく自分が過去に一回だろうと少しであろうと影響を受けた作家の名前を20人あげるバトンです。
このバトンを見た人はその中に自分も影響を受けた作家の名前があったら強制的にバトンを受け取らなければなりません。
影響を受けた作家が15人に満たない場合はその分を空欄で。

【敬称略】

1 みつはしちかこ
→『小さな恋の物語』
小学校低学年だった私は、主人公のラブストーリー云々よりも、主人公が小さな草花や、夕焼け空や星々に心動かされるファンタジックなシーンが好きだった。脳内で主人公を動かしてみたり、空想遊びのネタにしたり。今思うと、それが創作の原点だったのかも。

2 ますむらひろし
→『アタゴオルは猫の森』『夢のスケッチ』『コスモス楽園記』etc...
これらも小学校低学年の頃出会った作品。
もうね、世界観が凄い。二足歩行の猫が人と生活し、身の丈より大きな植物が生い茂り、林檎の形をした家があり、本は葉っぱでできているし、星の光でパンを焼いたり、動植物と鉱物と星はみんなひとつながりの存在。「音楽を奏でることで不思議な現象が起こる」という要素は私の中に「魔法」という形で受け継がれた。
余談だが、ますむら氏は漫画版『銀河鉄道の夜』も描いている。おかげで私は、ジョバンニやカンパネルラはずっと猫だと思っていた。

3 赤松健
→『ラブひな』
何を隠そう初めて買った漫画である。
それまでイラストなんてロクに描かなかった私が、人間(特に女の子)の描き方を模写して学んで取り込んだ。キャラクターごとにパーツを描き分けることや、漫画はネーム→下書き→ペン入れ→トーンという手順で完成すること、女の子を可愛く見せるポーズや表情などを学んだ。

4 佐々木亮
→『だんじょん商店街』『マンションズ&ドラゴンズ』
影響されたなぁ…と思うのは、絵本みたいな柔らかい色彩表現や、街を主軸に物語を展開させる部分かな。「生活感のあるファンタジー世界を創りたい」という想いは、この作風に出会わなきゃ抱かなかっただろうしねぇ。

5 あらいずみるい
→『スレイヤーズ』
この人の絵柄を真似して色々描いたおかげで、最初期のテロルなんかモロにそういうキャラデザだった。で、そっから自分なりに崩していって、今の私の絵柄があるわけで。

6神坂一
→『スレイヤーズ』
一人称小説ってこう書くんだ! と知った作品。
ハチャメチャな性格の主人公と仲間達が容赦なく暴れ回る。うおぉ、ハマってた当時、テロルとヘリオスとセレネとクロムで世界中を旅させてたことを思い出した。なんなのどんだけ染まりやすいの自分。

7 秋田禎信
→『魔術士オーフェン』
三人称小説ってこう書くんだ! と知った作品。
キレのある文体や、場面の転換とかを参考にした。自分も取り込もうと試行錯誤したっけ。肉弾戦たまりません。個人的に地の文が好きな作家さん。

8 あずまきよひこ
→『あずまんが大王』『よつばと!』
「なんでもない日常生活も、視点をちょっと変えればクスリとくる」ということを知って目から鱗。だけど自分の作品には反映されているかは自信ないぜ。

9 大森葵
→『ソニックウィザード』『ラストスタンド』
この人の作風はともかく、衣装デザインが好き。特にプレートアーマーの描き方や宝石の描き方は参考にさせてもらいました。

10 永野護
→『FSS』
「特定の国家、宗教、歴史、政治を批判するつもりは一切ないから、わざとひとつの国には、複数の国家のイメージを持たせる」というスタンスや、「過去も未来も、ページをめくるように見れてしまう」という考え方もモロに影響受けてますね。
あとこの人のおかげで脚フェチになってしまったではないですかどうしてくれるんですかありがとうございます!!

11 森山大輔
→『クロノクルセイド』
「時間」をテーマにした漫画。止まった過去、走っていく現在、そして未来を動かすために奔走するキャラクター達など、「テーマを決めて展開すると、一貫性のある物語になる」ということを教えてくれた作品。
今まで描き方がわからずに難儀していた、男性キャラクターという存在の描き方も模写することで参考にした。

12 氷川へきる
→『ぱにぽに』
高校時代に友人から見事に布教された作品。
ぱにぽにの登場人物をオリキャラに変換して、何十ページも絵柄を真似して描き、漫画の画面構成、吹き出しの入れ方、見せ方を取り込んだ。あとこの人の描くニーソは素晴らしいと思います。
13 甲田岳人
→『Missing』
異界に興味を持ったきっかけ。
容赦ない描写は淡々と、時には鮮烈に恐怖を煽り、「そうか、そういえばメルヘンは怖い物語だった」と再確認。見え隠れする「何か」がたまらんです。

14 翠川しん
→『Missing』『Aventura』
画面の中にキャラクターとモチーフとなるアイテムを盛り込む描き方をする人。おもちゃ箱を覗き込んだようなワクワク感のあるイラスト。私が真似するとごちゃごちゃしてしまうのだけど。
あと肌の塗りが艶っぽい。アナログでもここまでやれるんだって知った。ひたすら模写すれば自ずから画力が上達しそうだ。

15 竹宮恵子
→『地球へ…』
大学に入った頃にアニメが放映していて、原作にも手を出した。
眼の描き方を真似して、それからしばらくは、一昔前の少女漫画っぽい絵柄を試すようになった。あの手の絵柄は描いてて結構楽しい。

16 成田良悟
→『バッカーノ』『デュラララ』
膨大な登場人物が、別々の舞台で色々なことをして、物語の最後には一気に収束する。このバラバラな群像劇ってあたりはかなり影響されてる。ただ、私の作品はまだパズルのピースをかき集めている途中だから、伏線も登場人物もみんなみんな収束させられるように頑張らないと。
余談だが、成田氏の作品は「○○の正体は俺でしたー」ってパターンが多い気が(レイルトレーサーとかダラーズのトップとか)。

17 冲方丁
→『オイレンシュピーゲル』『スプライトシュピーゲル』『テスタメントシュピーゲル』
ファーストインパクト=「何この/とか+とか×とかーーすっごく読みやすい」
変則的な文体にノックアウト。文章を読むーー映像/カメラワークが自動的に脳内再生=視覚的に文章を読ませる手法。
このシリーズに出会ってから、カメラアングルまで意識して小説を書くようになった。あと、「イメージカラー/モチーフからキャラクターを掘り下げる」ことを学んだり。

18 白亜右月
→『オイレンシュピーゲル』
メカ×少女おいしいですもぐもぐ。すっかり「腕や脚が異形なデザイン(ごつい重火器や剣や蛇腹とか色々)になっている少女」にハマってしまった。
絵柄というか、キャラデザのセンスに影響を受けた。闘う少女を描く時、微妙に右月色が出るくらいに。
画集とか同人誌とか欲しいなぁ。金無いけど。

19 島田フミカネ
→『ストライクウィッチーズ』
最初にスト魔女見た時、「なんで飛行装置を脚部に装着するんだ。バランス悪いだろ」とか思ってました。すみません、今じゃ全然気にならなくなりました。慣れたとも言う。
個人的には戦車×ロリ系少女がたまらんです。しかし重量から解き放たれ、空を自在に翔る少女もロマンがあると思う。
ロリ体型を描くのは苦手なので、参考にさせてもらっている。

20 竹
→『刀語』
「極めて単純化された線と色彩と画面構成に、モチーフを敷き詰める」という手法を知った。まるで現代アートみたいなイラスト。センスが凄い。
色々と試してみたい手法だが…うむむ。なんだかまた刀語のイラスト描きたくなってきた。
とりあえず、七花の手の描き方がやばいくらいツボ。


以上。書いてる本人としては凄く楽しかったんだけど、端から見てると誰特感が漂ってる気が。


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