秋田禎信
再読。
ここから次の巻と続けて「牙の塔編」です。
正直「牙の塔編」が文章的にもイラスト的にも一番脂が乗っていると思います。
そしていつも凄いけれども今回は特に各話サブタイトルが秀逸すぎます…。
かつての自分の姿をした何者かとの対決。
写真が普通に登場するんですよねー。初めて読んだ当時は水道やジーンズに続き地味に驚いた記憶があります。
数年前から気になっているのですが、ノーラという名前を付けたのは元野良猫だからでしょうか。
なんだかもう、ボルカンとドーチン兄弟に引き続いてパットことパトリシアが潤滑油ですね。でも石を投げるのはアウト。
この主人公、年上の女性から迫られる確率が多いですね…。それで最終的に落ち着いたのが、この時点では作者も決めていなかった相手なのだから人生わかりません。
どっちが「キリランシェロ」かと言ったらあちらだが今の自分は「オーフェン」だ、の下りが最高に好きです。
だめだどうしても一撃必殺シチューのインパクトが…。