知らない人や、一生出会うことのない人たちの為にどれだけの事が出来るのだろう。
環境問題の話だ。
先進国と呼ばれる国は特に、環境に悪影響を及ぼす気体を大量に排出している。しかしそれらの国の多くは、風により気体が流れさていくので自国への被害が少ないから、あまり実感が沸かないのだろう。
では、どこに被害が及ぶのか?
それは隣国だ。発展途上国と呼ばれる国であり、環境に優しい生活を送っている国だ。
気体は風に乗り隣の国にまでいき、雨を降らせ、被害を被る。そうして実際に被害に合っている国が幾つもあるのが現状である。
一緒会うことのない人のためにどれだけのことが出来るか、なのだ。
現代社会では「一生会うことのない知らない人の為にどれだけの事ができるのか」と教わった。
現代文では「一生会うことのない知らない人の気持ちを知ろうとする勉強だ。人間は同じ考え方の人はひとりも居ないから、人間はわかり合えない。それでも繋がっていようと、分かり合おうとお互いが努力する。そのための自分の世界を広げる勉強」みたいな事を教わった。
演劇では、少し離れた距離から初めて出会う人に、伝えたいことを伝えなければならない。
日常には、毎日顔を合わせて話をして、触れることも出来る人が何人もいるはず。その人達とさえ分かり合おうとしなければ、初めて会う人にはどうなの?会うことのない人のことなんて想えるの?
以上、ほぼ受け売りのお話でした。