お金のない私は、シュークリームを一つしか買えない有様でした。

彼女と私と一口ずつ食べる事にしました。

あまりのシュークリームの美味さに、彼女は、シュークリームをぜんぶ平らげ、私には、シュークリームを食べさせてはくれませんでした。

口周りにシュークリームのクリームをつけた彼女に、キスをする振りをしてクリームを舐めた行為が、きっかけで彼女と別れてしまったのは、桜の咲く今の時期でした。

今は、シュークリームは、独りで、食べるのが習慣となりました。(笑)