話題:今日見た夢
昨日の夢の続きにしてはリアルすぎた。ドラマ見てから寝たせいか?島根へ任務に3人で行って→翌日現場へ…の続き。



第3の祭具の鏡がある場所は松江に近い小学校の廃校だった。事前情報によれば講堂にあるという。
戦闘の指揮は鼎がすることになっていた。今回、鼎は病み上がりなので戦闘出来ない。

「ここ、小学校だ…。こんなところに祭具あんの?」
晴斗はきょとんとしている。桐谷は答えた。
「講堂のどこかにあると聞きましたよ。常盤と磯山は講堂で見つけたそうです」
「講堂?」
「体育館です」

3人は車から降りた。鼎は廃校の敷地内をチェックし、敷地内にクナイで何かをやっていた。
「鼎さん、何してんの?」
「鏡の祭具は厄介だと聞いた。結界を張る準備をしている」
結界?結界が必要なほどにヤバいの?
鼎は結界を張る準備を終えたようだ。
「ではこれから桐谷と晴斗に講堂に行ってもらう。随時、通信しろ。鏡を見つけたら常盤と磯山のやった通りに動いてくれ。鏡の反応が気になるからな」
つまりは陽動作戦。ふたりは校舎へと入って行った。

廃校は意外と綺麗だった。

「こんなところにあるんですかねー、桐谷さん」
「とにかく講堂に行きましょう。情報だとステージ袖にあったとか聞きます」
桐谷はマシンガンを携えていた。対怪人用の。
「ステージ袖…」
やがて講堂に着いた。

「晴斗、桐谷講堂に着いたか?」
「あ…はい。着きました。今から祭具があると思われるステージ袖に行ってみます」
「鏡を見つけたら講堂の中央に置いて欲しい。そしたら晴斗、お前は校舎を出ろ。鏡は桐谷が引き付けておく」
鼎の指示が入った。


ステージ袖にあっさりとその鏡はあった。丸く装飾がされた鏡。
指示通りに鏡を講堂に置くと晴斗は校舎を出た。鼎は校庭で待機している。
桐谷はマシンガンを構えると、立て続けに鏡に向かって撃った。
「鼎さん、鏡…割れません」
「桐谷、急いで校舎を出ろ。鏡がそろそろ反応するはずだ」
桐谷が出てからすぐに鏡は晴斗と桐谷を追うようにして、独りでに動き出した。
鏡は誘導されるように校庭へ出る。鼎は地面にそっと手をかざすと辺り一面に結界が張られた。


鏡はいきなり攻撃を仕掛けてきた。ふたりは攻撃を交わす。
「晴斗!私の刀を使え!それなら行けるかもしれん」
「てか、攻撃避けるだけでいっぱいいっぱいだってばー!」晴斗はダッシュで逃げる。
桐谷は逃げながらも攻撃を仕掛けてる。確実に鏡に当てようとしていたがなかなか当たらない。
「全っ然、効きません!」

鼎は鏡の攻撃パターンを結界の外から分析していた。

鏡が光ると攻撃か…。今のところ攻撃を弾いているだけに見えるが…。まだ何かありそうだ。


鏡は突如、鏡自体をコピーした。コピーした!?これには全員が驚いた。
鏡は異形になることなく、鏡自体の形で攻撃している。鏡が複数になったことにより、祭具が有利になった。
マズイ!鼎は気づいたが遅かった。
「晴斗!桐谷!伏せろ!」
鏡は強力なビームを出した。爆発した。結界がなかったら被害は拡大していただろう。
鏡の攻勢が続く。ふたりはかなり消耗していた。
「もう…体力が持ちませんよ…」晴斗はぜいぜいいっている。
鼎はさらに分析をしている。この鏡の弱点はなんだ…?
「晴斗、私の刀なら攻撃を防げるかもしれん」
「えっ!?」
「超攻撃型だからな。防御は出来ないが」
晴斗は鼎の刀を抜刀した。
これで行けるのか!?
晴斗は半信半疑で鏡に向かった。
「どおりゃあああああ!!」
刀は鏡に突き刺さったように見えたが、それは偽物の鏡だった。
「それは偽物だ!本物を探せ!!」鼎は思わず叫ぶ。
「見分けがつかないよっ!!」
晴斗もなんとか攻撃するが効いてない。桐谷は援護している。
桐谷も消耗していた。

鏡は突如、攻撃をやめると元の講堂に姿を消した。
「あの祭具、かなり厄介だな…」
ふたりはぜいぜい言いながら戻ってきた。鼎は結界を解いた。


祭具破壊、1日目終了。結果、まるで歯が立たず。
祭具の特性は鼎の分析により、詳しく明かされた。

鏡は光ると自動的に攻撃する。ビームも出ることも判明。容易には破壊出来ない。厄介なのはコピー能力で、鏡を複数出現出来ることだ。


3人はホテルに戻った。晴斗と桐谷は戦闘で疲れたためか、先に大浴場に行っていた。
鼎は部屋にいる。鏡の弱点はどこにある…?鼎は本部に連絡した。
「…あ。室長ですか?…聞きたいことがあるのだが」
「どうしたんだ?鼎。連絡するなんて珍しいな」
「鏡の祭具について情報…さらにないのでしょうか?」
「うーん。今のところあの資料の情報とお前達が見たもので全てだな。どうかしたのかい?」
鼎は悩んでいた。鏡の祭具が厄介すぎる。攻略法がわからないでいる。
宇崎は優しく言った。
「大丈夫だ。お前なら探せる。…な?だから鼎を同行させたんだよ」
「わかりました」


ラウンジで3人は再び作戦会議をしている。鼎はどこか元気がない。
「鼎さん、どうしたんですか?…なんだか悩んでるように見えましたが…」
「いや…なんでもないよ…。晴斗」
作戦会議を終えた鼎は部屋に戻った。

ふたりはまだラウンジにいた。
「鼎さん、なんか元気がなかったように見えましたが」
「どうしたんだろう…」


晩ごはんの時間になっても鼎はレストランに来なかった。今日は部屋で食べるのか?
鼎は食欲が出なかった。ぼーっとしている。

晴斗の部屋では桐谷と話をしていた。
「鼎さん、なんか元気ないみたいでしたけど大丈夫かなぁ…」晴斗は心配している。
「鼎さん、戦闘になると人が変わりますからねー。自分が戦闘に出撃出来ないのと、指揮が上手くいなかったのが気になったのかもしれませんね。鏡が厄介なのもある」
「でもあと残り2日ありますよ。祭具破壊までに。それまでに破壊出来ればいいんでしょ?」
「とにかく、彼女を勇気づけるしかないなー。晴斗くん、君なら鼎さんの好きな食べ物とか何かわかるかな?」
「…えっ?」
晴斗は彩音から聞いた情報を教えた。
「えーと…鼎さん、ケーキが好きだと聞いたような。食べやすいのもあるみたいです」
「よし、晴斗くん。鼎さんの部屋にサプライズでルームサービスでデザートと飲み物を注文しよう。お金はこっち持ちでね」
「だ、大丈夫なんですか!?」
「メッセージカードを付けとけば鼎さん、読んでくれるだろう?たぶん元気出るでしょう」


やがて鼎の部屋にルームサービスのデザートと飲み物が運ばれてきた。
「私は注文した覚えがないのですが」鼎は戸惑いを見せている。ホテルのスタッフは言った。
「お隣のお部屋の暁様・桐谷様からです。メッセージカードは読んで欲しいと伝言が」
運ばれたデザートはケーキ2種類と紅茶だった。ちゃんとストローもついてある。
私の好みを把握していたのか…。鼎はデザートに添えられたふたりのメッセージカードを読んだ。
『あと2日ありますから一緒に頑張りましょう!絶対大丈夫だよ! 晴斗』
『鼎さん、気にしなくてもいいんだよ。失敗は誰でもあるからね。まだ2日あります。気楽に行こう 桐谷』
カードを読んだ鼎は涙目になっていた。仮面で表情は見えないけども。


鼎はひとり、部屋でデザートを食べていた。部屋なので仮面を外している。
アングルの関係で素顔は見えない。だけどもやっぱり素顔だと見えにくいのか結局、食事用のマスクを着けていた。
少し泣いていた。部屋で良かったとは思う。

鼎はふたりにラインで連絡した。
『デザートありがとう。元気少し出ました』
『鼎さん、心配してたんだよ!良かったよ!』
『残り2日でなんとかなりますから。大丈夫、大丈夫。気楽に行きましょう』
『それではそろそろ寝ます。おやすみなさい』
『おやすみー』

鼎は一通り連絡すると、祭具の分析をさらにしていた。まだ寝る気はないらしい。
気づいたら深夜になっていた。さすがにそろそろ寝よう。鼎は仮面をのっぺりとした布マスクへと替えて、眠りについた。


翌朝、3人はレストランで朝食を食べていた。鼎はまだ食欲がないのか、少食だ。晴斗は鼎の食事用のマスク姿も既に見慣れている。
「昨夜はありがとうね」
「いやいや…鼎さんが元気なかったから、ふたりでサプライズしただけですよ。ねぇー桐谷さん」
「今日明日で決着着けないとならないからなぁ。ま、気楽に行きましょう」
桐谷は相変わらずマイペースだ。ニコニコマイペースなのにマシンガンで戦うからギャップが凄まじい。

廃校に行く前に桐谷が言った。
「今日は私も装備強化です。あのマシンガンでも効かないのなら、例のあれを使うしかないですねぇ。あんまり使いたくないけども。威力がすごいから」
あれってなんだ…?3人を乗せた車は廃校へと向かった。

鏡破壊・2日目突入。



祭具の鏡、ヤバい。祭具ランクは上の方。
鼎がいなけりゃならない意味がこれなの。結界という名の防御。
結界張れる人間は数えるだけしかないから、任務に鼎が必要だったわけ。事前に鼎は結界用のクナイを複数持参している。祭具絡みで一気にオカルトっぽくなった、ゼルフェノア…。

地方任務で鼎から宇崎に連絡するのは非常に珍しい。


鼎さんは見かけによらず繊細なので、落ち込むとヤバかったりする。
晴斗が鼎が彩音経由で甘いものが好きなのを知ってたから良かったが。

ケーキが好きなのは食べやすいから。鼎は食事用マスク着用でデザートも色々と試してみたら→ケーキが1番失敗しなかったから。
逆にパフェやシュークリームは食べるのがものすごく苦手。
本当は思いっきり食べたいらしいが、マスクの口元にものすごいつくから敬遠してる。シュークリームはクリームを吸うタイプはアウトだな〜鼎さん。
マスクの開口部という制約が…。ものによっては食べれないのはちょっと可哀想…かも。


鏡破壊の鍵は結界張れて洞察力と観察力が鋭い鼎と、援護の桐谷かな…。桐谷さんは銃火器の扱いに長けてる設定。
だから桐谷の運転する車にはなんか色々と物騒なものを積んでる。晴斗は銃に不慣れだから刀メインになっちゃうんだよな。


夢に鮮明に出てきたのは、廃校での晴斗達3人vs祭具の鏡と部屋で鼎がひとりでケーキを食べるところ。
ホテルの部屋での分析シーンは戦闘中のゼルフェノアの車載カメラの映像(ドラレコではない)を見返したりとか、資料を見たりとか。

主人公が鼎さんに入れ替わってんな…。完全に鼎目線で話が進んどる。