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legend of Mexico





私には、おそらく半年以上前から探しているギターがある。

Fender Mexico classic player series jaguar special 。

それが、探しているギターの名である。

いや、もしかしたら探しているという表現は語弊があるかもしれない。

なぜなら私は様々な楽器店で“それ”に出会ってきたからだ。

ある日はシモクラ楽器で、ある日はイシバシ楽器で、ある日はイケベ楽器で、そして今回はミュージックランドKEYで。

全くの唐突にそのギターは行く先々の楽器店に現れ、そして私が試奏を終えると次訪れる時までには忽然と売れてしまっていた。

だが、欲しいギターが売れてしまったにも関わらず私は悲しくなどなかった。むしろ安堵さえ覚えたかもしれない。

なぜなら、試奏した瞬間に感じたからだ。『これは、まだ足りない』と。“伝説の一本”にはまだまだ及ばない、と…。


ここで、“伝説の一本”の話をしよう。

あれは、昨年秋のことだっただろうか。私はお茶の水にあるシモクラ楽器にて一本のメキシコ製ジャガーに出会った。

そしてそれをマーシャル製のAVTに繋ぎ、クリーントーンを弾き出したその瞬間…。


伝説が、生まれた。


そう、そのクリーントーンは極上だった。衝撃だった。

しかし、結局それを手にすることはなかった。『他の店のジャガーも同じっしょ』という楽観的な考えもあったかもしれない。

これが間違いだった。

それ以降、様々な店でジャガーを弾いた。

あの音は、しなかった。


そして今もまだ、私は伝説の一本を探して旅を続けている…。




まーあれです、何が言いたいかっていうと、


フェンダーメキシコは個体差がハンパない。


同じ種類のギターでも、本当に音が違うのですよ。

フェンダーは個体差があるとの噂は聞いていましたが、メキシコ製はマジでヤバいです。

値段からは考えられない素晴らしいトーンを奏でる個体があれば、逆にゴミみたいな個体もいたりしますw

絶対に通販で買ってはいけないメーカーですねwww


そもそもフェンダーメキシコというメーカーは存在せず、メキシコ国内の工場で組み上げられたフェンダーUSA製のギターを便宜上フェンダーメキシコと呼んでいます。

USA製の部品を使い、人件費の安いメキシコで組み上げることによってアメリカ製よりも安い価格を実現したわけです。

もちろん、いい木材はアメリカの工場に優先的に回されるのでしょうけどね(^_^;)

ですがメキシコの工場はお世辞にも工作精度が高いとは言い切れず、それが尋常ならざる個体差に繋がるわけです(´・ω・`)

ですが価格以上の音を出すギターも確実にあるわけであり、音の良し悪しを判断できてアタリを見抜ける方になら安心してオススメできるメーカーと言えるでしょう!!


ちにみに、昨日は渋谷のKEYに入荷したメキシコジャガーを弾いてみました。

アンプはkochだったんですが、やっぱクリーンがなんか物足りないんですよね…。

ですが、歪みはパワフルでよかったです。頑張ればメタリカ弾けますw

うーむ、やっぱマーシャルで鳴らして判断したいよなぁ。


そんな感じです。

ノシ
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