さてさて、先日の日記で仲間が増えたのはお伝えしたかと思います。

つーわけで、今回はその全貌を明らかにしちゃいますよ!丸裸!全裸!脱げ!





つーわけで、入手しました!

『Progauge by SCHECTER PS-600AV』でございます!





どや!変な形やろ!


さて、まずはこのギターの製造元である『Progauge(プロゲージ)』についてお話させて下さい。

プロゲージと言われても聞き覚えない方も多いかもしれません。

それもそのはず、このブランドは現在は存在しないのです。

かつて、シェクター傘下の韓国製廉価シリーズとして展開されていたのが、このprogau geというブランドなんですね。

つまりは現在のダイヤモンドシリーズの前身でしょうか。

ちなみに、最近だとSCHECTERブランドのプロゲージシリーズとしてFACTのシグネイチャーモデルが発売されてるようです(あくまでSCHECTERブランドのため、ヘッドのメーカーロゴもSCHECTERのまま)



では本題に移りましょう。

このギター、『PS-600AV』はシェクター独自の『アヴェンジャー』シェイプを採用したモデルです。

奇抜は形をしてますが、操作感や重量バランスなんかはストラトとかと同じような感じですね。

コントロールは1vol,1toneで、3wayのトグルスイッチでピックアップを切り替えます。個人的には、トグルスイッチを一番手前に配置してほしかった。そのうち変えます。

ネックはボルトオンで、指板はローズウッド。まあネックについては後程詳しく書きますんでこんなもんで。

そしてヘッドはこれまたシェクター独自のシェイプでリバースヘッド。チューニングしにくい。

この形は、シェクターだと他にヘルキャットなんかに採用されてた気がします。


で、もう気づいた方もいるかもしれませんが、

皆さんペグの数を数えてみてください。

どうです?気付きましたか?

そう、




7弦ギター




なんですよコイツ。



実はDir en grayの最新アルバムを聴いて以来、ずっと7弦が欲しくて。

そしたらちょうどいいタイミングで先輩が7弦ギターの買い取り手を探してるって噂を耳にしたんですね。

そんなわけで早速先輩と連絡をとって。確か12月頃の話です。

そしてお互いの予定を擦り合わせて試奏会を行った末、こうしてついに我が家に迎え入れるに至ったのですよ。





ブリッジはフロイドローズ・ライセンスド。

アームが欠品しているためまだ何とも評価出来ませんが、チューニングの安定感に関しては問題ありません。

ピックアップは謎のパッシブ。謎です。音は普通ですね。つーか他に弾いたことある7弦ピックアップがEMGだけなんで比べようがないですw



さてさて、このギターの特徴と言えばまあどう考えても『7弦であること』なんですが、この特徴によって普通のギターとは一線を画する存在となっています。

比較対象が僕の親愛なる安ギター『grass roots製ホライゾン』なんでアテになるかは分かりませんが(^_^;)

まず、最初に持って感じたのは圧倒的な重量の差でした。

ホライゾンとは比べ物にならない重さ。つーかレスポールとかよりも普通に思いです。木材的なあれですかね?まあ何で出来てるか知りませんがw

で、音を鳴らしても明らかに違います。

6弦解放のEを鳴らしても、普通のギターと7弦ギターじゃ違う音がするんですね。ローが凄いというか。重い音がします。

やっぱり、多弦化に伴うネックの肥大化や全体の重さなんかが、ローBに対応するための低音強調サウンドに繋がるんですかね?

そしてやはり、最大の違いはネックの握り心地ですね。



こちらの写真を見てください。ネックの幅が全然違うのが見てとれるでしょうか?

写真で見る限りでは『あー、太いねー』程度の感想しかないかもしれませんが、実際に弾いてみるとかなり違うんです。

数値上だと、ホライゾンがネック幅約42mmなのに対してPS-600が48mm。6mmの違いですが、これが結構な差になるんです。

しかも、シェクターらしい薄いネックシェイプをしてらっしゃるんでその影響でより幅広に感じる部分もあります。とにかく別物の握り心地。

この違和感のせいで7弦に対応できない人が多いのも事実です。売ってくれた先輩も『弾きにくくて無理』って言ってました。

なんですが、僕は意外と大丈夫でした。普通に弾けます。確かにローに1本増えててスケールでピロピロしてるときに戸惑うことはありますが、それでも特別弾きにくさは感じませんね。




とまあ、とりあえずレビューはこんなもんですね。

とは言えまだ話したりないであろう点はいくつかあります。

まず、音について。実はまだマーシャルの家庭用15wアンプでしか鳴らしてないんですよね。

なので、音についてはしっかりとしたアンプで弾いてみてから書かせて頂くつもりです。

音の話をする際には合わせてアームの使用感や弾きやすさなんかもお話出来たらと。

まだ立って弾いてないし、弦もサビサビのボロボロなんで弾き心地の話も出来ない状態でして(^_^;)


つーかね、このギター自体の情報が少なすぎる!!

Google先生で調べても大した情報なんてありません。おかげで製造年も定価も、そして木材もわからない始末。

もう本当、謎のドマイナーギターですわ。つーかそもそもprogauge自体がマイナーwww



まあね、最初は違和感感じると思いますけども、

慣れちゃえばすごく面白いですよ、7弦って。

弦がたった1本増えただけで、まさかこんなに新鮮な楽しみを味わえるとは。

皆さんも、機会があれば7弦を手に取ってみるのも面白いかと思います。

ただしシャレオツなコードやらアルペジオやらには一切対応していませんがwww激烈ヘヴィリフ用と割りきって弾くのがオススメwww



ちなみにこのギター、L'Arc〜en〜Cielのベーシストtetsuyaも所有してるらしいですw

ノシ