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月のもとで復活物語

とうとう、明日にて就職先の面談ですのよー!!
そして、明後日には休みのはずの学校で授業受けた後に、あんまり交流がない親戚の結婚式に出席……どんだけー(*´Д`)=з


返信はもう暫くお待ち下されば幸いです。明日の夜か、明後日の夜には出来るかと。

緊張?今はしてないけど、当日はヤバい事になります。
うあー…恒例の現実逃避を開始します!!





またもやサイトにない夢主設定。
月の守護者みたいな…微妙に戯言シリーズ混合。











「私は手出しする気はないわ。
いえ、必要がないと言った方が正確よね」


彼女は、月のリング争奪戦の開始の合図がされる前にそう言い放った。
いつも学校では、誰にでも優しくにこにこと穏やかな笑顔を浮かべて笹川 京子と並ぶ学校のマドンナと呼ばれた彼女。


「亜紀、ちゃん…?」


愛川 亜紀。
彼女は、白で統一された服を着てクスクスと嘲るように笑う。
見下すように。
全てを下卑るように。
全てを物のように見下ろす。


「だって、必要ないでしょう?」


彼女に好意を持っていた者達は、彼女の素顔に目を見張る。
驚愕、絶望、失望。
自分へと向けられる負に染まる感情さえも嘲笑いながら、彼女は瞳を一瞬だけ。
後ろに控えるように、自分を主人の様に表に立たない黒のフードで覆った人物に優しく細めた。


「貴女は、私のために、『あの程度』の者達を殺す事は簡単だものね」


あの程度、と称された者達は罵声を上げる。
ヴァリアーの月の守護者は二人。
双子の暗殺者。
二人が月の守護者。
裏と表。
影があり光がある月の守護者は二人。
ボンゴレの月の守護者は二人。
背丈の違う人物。
そして……




「『アレ』始末してちょうだい。零」




「御意、ご主人様(イエス、マイロード)」



並盛中学の女子生徒。
愛川 亜紀。
そして。


「零ちゃん…?」


黒のフードをバサリと取り去った少女。
闇口 零。
亜紀とは正反対で目立たつ生徒ではなく眼鏡をかけた何処にでもいる平凡な女子生徒の彼女が。
黒の服に身を包み、不敵な笑みを浮かべ眼鏡を外して整った顔をさらけ出していた。


「ご主人様がなさると言うのなら、ボンゴレの守護者にもなりましょう。
だけれど、勘違いは止めていただきます。私が跪く者は唯一ご主人様だけ。
ご主人様が言うのなら、この指輪も勝利の栄光も敵の首もご主人様に献上してみせましょう」


淡々と、誓いをするように言う彼女に。
女王に躓き美しき騎士のように洗練された場面に。
本当の『裏』を知らぬ彼らは儀式めいたその行為に目を見張る。
だが、次に零が相手へと向かい合った瞬間に恐怖で息を飲んだ。
そこには、主人への忠誠心も敬う心も何もない。
ただ、純粋の、殺気。




「貴方がたには恨みも妬みも憎みも怨みも、それこそ好みもありませんが。


ご主人様の敵は私の敵」



────…死んでいただきます。







「────…え?」


戦闘開始の合図がなされた瞬間。
目を瞬く暇もなく。
ヴァリアーの守護者の一人が前触れもなく呆気なく倒れた。
その場にいる誰もかもが、何もみる事が出来なかった。


「な、何?どうしたの!?
な、何をしたの!!」


倒れた片割れに混乱する片割れに、亜紀は小さく嘲りの笑みを零す。
なんて惰弱。
なんて最弱。


「仮にも『暗殺者』と名乗るのですから、少しは『ソレ』らしくなさい、だらしない」


「なっ!何ですって!?一般人のアンタに何が分かるのよ!?」


「一般人。雑魚のわりには笑わせてくれますわね。
一般人。ふふ、本当に貴方達は、ボンゴレの暗殺部隊と名乗るのかしらね?それとも、そんなに知らていないのかしら?
いえ、そんなはずはないわよね?仮にも『裏社会』の住人なのでしょう?


『闇口』と聞いて、何故、引かなかったのかしら」


「?…、………っぁあ!!」


気付いた。
ヴァリアーの全員が。
リボーンが。
コロネロが。
《闇口》の意味することを。
《闇口》の危険性を。
『裏社会』は所詮『表世界』の範囲に過ぎない。
『裏世界』には関わってはならない。
桁外れ。規格外。次元違い。
その中でも、更に危険な《殺し名》!!


「もう試合の合図はなされたわ。棄権はなし。途中放棄は許さない。
私が『主人』だもの」


「ぅ、ぁあぁああぁぁ」

「開始前に棄権してくれたなら、見逃したのだけど。
もう、私の駒に『始末してちょうだい』って言っちゃったからね。
《闇口》でありながら名に《ゼロ》を持つ『コレ』は、命令遂行するまで死なない。それが、殺しの命ならば絶対」


「や、みぐち……殺し名序列二位の暗殺者集団の、闇口が何故!?一般人に忠誠を!?」


「一般人。いい加減、ソレには飽きたわ。


私は『哀川』亜紀。




敢えて私を称するのならば《最強の申し子》。




最初で最後、最期の貴方に親切を与えましょう。
貴方の敗因は、浅はかな自分自身よ」




────…来世で気をつけなさいね?





────────
復活キャラが出てないカオスな話。
戯言は本当に大好きな小説です。
あれの表現は真似出来ませんね、やっぱり!無謀だったけど、楽しかった!!
ちなみに、名前は零でレイですよ。


設定としては…愛川 亜紀(名前は深く考えてません)
学校で成りきり逆はーキャラの性格を設定していた。
ゴッキュンや山もっさんなどをパシリにして内心で嘲笑っていた強者←←

闇口 零(零崎に近い意味を付けたくて…)
主は亜紀で、亜紀のためなら何でもします。
地味キャラを演じつつ、さりげなく主のフォローをしてた。


続き書くなら零で雲雀さん夢かな、やっぱり。




え?『御意、ご主人様(イエス、マイロード)』を書きたかっただけだろって?黒/執事に影響され過ぎだって?
それは九割ですって!←←



一割は現実逃避です。
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