咬み殺される袋の鼠

ちょっとハマっている成り代わりネタを書いてみた。
前にも言いましたが、このジャンルはパクリやら騒ぎが多くやっかみを買いたくないのでコソコソとやります←小心者




特殊な設定です。

原作キャラに成り代わり。

そのキャラの立場に夢主が生きている形になります。

そのため、本人は出ません。


今回はベルに成り代わります。


嫌悪を感じたら進まないことをお勧めします！



では全てクリアーな方はゴー
















「ゴキブリと間違えたんだもん」


だって害虫みたいにしつこいんだよ？
悪態吐いても打っても叩いても切っても刺してもベタベタとしつこいんだもん、あの双子の兄さんは。
すばしっこいから沢山ナイフを投げちゃった。
仕方ないよ、害虫と間違えられる行動をしてたんだもん。
許してくれるよね？私、お姫様だもん。


「トラビアートちゃん、家族を殺しちゃダメなのよ」


「何それ、誰が決めたの？姫、知らないよ」


家族じゃなきゃ良いの？
なら母親であるアナタは殺しちゃダメなの？


「殺す相手は選ばないとダメよ。
世界には必要な人間と、不必要な人間がいるの。王族として正しく判断して裁かないといけないわ」


「ふぅん、何を基準に？」


「大雑把に言うと沢山の人に憎まれている人かしら。けど、その人も考えがあって憎まれようとしてるのかもね」


「…姫、分かんない」


「自分の目で見極めなさいってこと。
この機会に下々で学んできなさいな」


「えー」


なんで姫が愚民の所に行かないといけないの、面倒臭い。
意味があるのか分からないし。


「強くて殺しがいのあるのがゴロゴロいるわよ、多分」


「行ってくるわ！」


「あ、けどトラビアートちゃんは世間知らずだから、この子も連れて行きなさいね」


「ん？」


「初めまして、君がトラビアートサマ？」


「……」


何かいた。
黒いプカプカ空に浮いた小さいの。


「お金で雇ったの。トラビアートちゃんは可愛いもの好きでしょ？」


「大好き！」


「むぎゃ」


黒いのに抱き付いた。
その可愛い喋る赤ちゃんはマーモンと名乗った。



世界の可愛いものは全て姫のもの！



─────────
なんて書いてみた。
マーモンが好きなんだ、悪いか。

ちなみにトラビアートは正確にはトゥラヴィアート…道を踏み外した、堕落した、椿姫とかイタリア語にあったので付けました。
愛称は真ん中から取ってビア。
意外に楽しかった…ｗ

未来に必ずあるお話をつい想像しちゃいます、パートつー。

いつもと雰囲気は違いますよ、今回も。






晴れ渡る空シリーズ。


ある意味、タブーの内容です。

もしも、な話しです。


タブー　イコール　死ねた


だが、オチあり

此処まで読めば何名か察したでしょうが、前回(1/25)の続き。

何でも許される方のみ、ドウゾ。















その日も風も雲もなく静かな晴れ渡る空だった。

妙に静かで寂しく、雨は降っていないのに空が哀しんでいるような天気だ。

嗚呼、と綱吉は目を細めた。

大きな泣き声を零す、少女と言うよりも女性と称する方が正しい姿と、それの肩を支えながらも静かに涙を流す女性と似た容姿の青年。
かつて、その子達を抱えていた人は、いない。



大多数曰わく、その人は変わらなかった。



あるマフィアのボス曰わく、大人しくなった。

ある双子の姉曰わく、どこか遠くを見る機会が増えた。

ある双子の弟曰わく、何もかも拒むかのように背中を向ける事が何度かあった。

ある長年の部下曰わく、その人は絶対に泣くことはなかったが考え込む事が多くなった。



あの人を亡くし、確実にその人に影響を与えていたのだと知るのは極少数。



子供達が二十歳を迎えた後、その違和感が不自然なぐらいフッと唐突に消えた。



乗り越えたのだ、と何人かが安心した。

忘れたのか、と何人かが悲しんだ。


双子は、自らその人の傍にいる事が多くなった。


今にもあの人の所へいきそうで怖いのだ、と語ったが誰もが否定した。
否定、していた。



転生、を信じ研究するマフィアがいた。
人体実験を繰り返す多数のマフィアが手を組み過去最大の抗争へと発展したその窮地に、綱吉とその人はいた。

馬鹿だからか、勝ち目があるからか、敵対マフィアのボス自ら身を張った罠であった。

逃走しか道はない、その時。



「私達と組まないか？私達と組めば────


───の守護者も生き返らしてやるぞ」



ブチッ
確かに、何かが切れる音を綱吉は聞いた。


黒い風が走る。


「ちょ、！」




「勘違いしないでくれる？

アイツの死は羨ましいだけさ。

戦いの末に果てた、その生き様に。


そして、敬意を表しているんだ、この自分が」



この自分が、だ。




それを、




「君風情が、汚す権利なんてない！」




多勢の敵へと繰り出すその人を、止められるはずがなかった。




「行くぞ、ツナ」


「けど、リボーン！俺達も…っ」


「お前は此処で死ぬわけにはいかねぇ。
それに…───



これは、"アイツ等"の誇りを賭けた戦いだ、邪魔するもんじゃねぇだろ」



あの人達の誇り。



戦場を死に場としたことは…
戦いの末の死は、彼等の何よりも至高。



それが、生き様。





「誇りは、守れましたか？」





誰もいなくなったそこで、綱吉は答えの返ることのない問いを口にした。
そして、此処で一つの納得をする。


嗚呼、これは確かに泣けないな。


望む生き様を遂げた彼等を悲しむなど、可笑しいではないか。
敢えて彼等へは祝福を送りたいほどだ。



だけれど、彼等のいない虚しさだけは確かにあった。












「………」


「………」


「あれ？どうしたんですか、二人して頭を抱えて」


「…綱吉が変な初夢を見たって言うから」


「…嫌な夢を見たんだけど。どうしてくれるの？」


「俺のせいですか！？」


しかも二人揃って同じ内容の夢を見てしまったのだから憂鬱さは増す。


「取り敢えず咬み殺させて」


「ちょ、落ち着いて！！」


「良いよ─」


「何でヒロさんが返事するんですか、ギャァァッ！？」


所謂、八つ当たり。





──────────
君は望む生き様を遂げたのだから悲しみで送らず、その生き様に敬意を表して祝福してあげるよ。

君は、自分の誇り。


けど、虚しさはあるんじゃないかなっと思い執筆。
相変わらず他サイト様の死ネタとは違って泣けない内容でした。










所で、サイトの方で広告下げを指摘して下さった方がいるんですが…スクロールしたり、コンテンツを多く設置したら駄目って……コンテンツ多いのに、どう改善しろと(滝汗
どこまでが許容範囲内なんでしょう…？

私なりに満足する小説が書けません。


プチスランプかなー…と思い気分転換に一人カラオケに洒落込みました←
いや私等の間で一人カラオケ流行ってますし何歌っても大丈夫な友達とは予定が合わなかったんですよ！

んな訳で歌いました。
普通の曲からキャラソンまで。




私的新記録の51曲。




喉が枯れたが満足(超笑顔
小説、頑張りまーす。





そして、リボーンの新刊を購入しました、昨日。


新刊に伴い、ちょい腐語りに傾いてるので注意です↓













最近は骸が気になって気になって読む気が…←←←←
けど、雲雀愛のため出て来る所だけ読んでて気付いた。



標的206風紀の4ページ目、4コマ目。

幻騎士がモノローグにて「しかし霧のボンゴレリングをたずさえてくるとは…」



しかし霧のボンゴレリングを……




きり、のボンゴレリング





霧のボンゴレリング






霧…(´∀｀)？





ちょ、幻騎士さんよ、つまり骸と雲雀が指輪を交換したってかｗ
え、作者様からの妄想許可？初っ端から素で原作に萌え萌要素とか本気悶えたんですがｗ


え、私だけっすか？
雲骸を愛するあまり目の錯覚ですか！？
ちょ、この巻は永久保存…！←


きっと、第二版以降は直されるでしょうから興味がある人はお早めに購入を！