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再放送は金曜か


話題:おはようございます。
昨日の拍手4個ありがとうございます。テレビ欄見たら歴史探偵の再放送、金曜の午後だった。刀剣の回見逃したので見ます。


昨夜はクラシックTV見てから寝ました。
昨日、おかんの帰りがそこそこ早かったのだが、気にせずに天テレゲームに参戦してた。恥、完全に捨てとる…。


ミッションのパスワードが探せなかったせいで、レベルが上がらなかったわー…。
あのミッションゲーム、地味に難しい。クイズはそうでもないのだが。

リモコンゲームのシステム、1日1レベルではないらしいな〜。条件があるのか、全問正解すれば上がるっぽい?
経験値(ポイント)は地味に増えたから、月曜はもしかしたら一気に2上がるかもわからんが。


昨日のやつ、全国ランキングが出たけど自分は中間くらいですた。12万オーバーの中の5万オーバーだからまあまあ中間?
むしろ、1位の人って相当な手練れだよねぇ…。たぶんキッズじゃねぇだろ。

リモコンボタン、連打しにくいのがネックです。決定ボタンはめちゃめちゃ連打しやすいのだが。


今日はビットに参加しようか。いとうせいこうの無駄遣い番組ね。今現在カマキリレベルだが(レベル5くらい?)カマキリの次ってなんだろ。

赤いモノリス

話題:今日見た夢
脈絡のない断片的な夢と特撮ベースの夢の続きが合体した、ハイブリッドな夢だった。


あれから2日後、鼎は病院から本部に戻ってきたが負傷した右手の傷が深いらしく、手には包帯が痛々しく巻かれている。
鼎は宇崎に顔を合わせたが、なぜか鼎は仮面を左手でずっと押さえていた。
「おはよう、鼎。…どうしたんだ??」
宇崎は鼎の後頭部を見た。

仮面の紐がうまく結べていない。だから仮面を手で押さえているのか…。
「か…鼎!今、彩音呼ぶからそこで待ってろ。その状態しんどいだろ?」
鼎はうなずくしかなかった。宇崎は彩音を呼びに行った。

彩音は鼎の仮面の紐を綺麗に結び直していた。その様子を見た宇崎は言う。
「彩音って鼎の家、何回か行ったことあるんだっけ?。お前達、親友同士だもんな。付き合い長いし」
「それがどうしたんですか、室長。鼎の家には行くだけでなく泊まりに行ったことも何回かありますよ」
宇崎は安堵したように言う。
「彩音、急で悪いが鼎の右手がまともに使えるまでの間、鼎の援助をしてやってくれないか。鼎は仮面を何回か取り替えてるのは知ってるだろ?今、自力じゃ出来ないから助けがいる」
「別に構いませんよ。鼎、しばらく泊まりに行くけどいい?5日くらいかな?」
「別にいいが…。現に朝、この仮面着けるのに時間がかかってしまって…」
鼎は傷が痛むのか、右手を庇っていた。

彩音は例の事件後、8年前にカウンセラーと援助も兼ねて鼎の元を訪れたのを期に親交があった→後に親友になった経緯がある。鼎がまだゼルフェノアに入る前から付き合いがある関係だ。それだけに絆は深い。


その日はびっくりするくらいに穏やかだった。

昼時、鼎と彩音は食堂に来ていた。彩音は鼎に声を掛けながら手早くマスクを取り替える。いつの間にか鼎は食事用マスクを入れるケースも持参していた。
「鼎、今怪我で箸使えないんだっけか…。スプーンやフォークなら使える?」
「…なんとか」
「無理しなくていいからね!困ったら何でも言って」

鼎は左手で食べれるものを選んでいたようだった。軽食を一口サイズにしたものだ。トレーは彩音が持ってきてくれた。
心なしか鼎の食べるペースが鈍っていた。食欲がないのか?単にマスクの開口部が小さいから食べにくいだけだったらしい。左手だから余計に苦戦してる。

なんとか食事を終えたふたりは再び彩音に仮面を取り替えて貰うと、食堂を出た。しばらく鼎は彩音と一緒に行動することになる。利き手が使えないから仕方ない。鼎も承知していた。


司令室では支部から情報が入っていたようだった。
「祭具2つ目見つかった?…すいません小田原司令、今うち(本部)のエースの鼎が利き手を負傷してしまいまして…」
「利き手やっちゃったの!?骨折とか?」
「いや…切り傷ですが、刀が食い込むくらいに手のひら思いっきり行っちゃいましてね…。しばらく彼女出撃出来ないんですよ。彼女今、援助が必要なんでそこは彩音に任せてます」
「おいおい…大丈夫か…。じゃあ2つ目の祭具はこっち(支部)でやってみるよ。それはそうと、赤いモノリスのニュース見たか?宇崎」
「赤いモノリス?」
「今ニュースでやっている。テレビ見てみろ。このモノリスの記号、あの痣と似てないか…?」
宇崎は急いでテレビをつけた。「砂浜に赤いモノリス出現!」とある。赤いモノリスは血のように真っ赤だった。モノリスの上部には白い記号のようなものがある。

この記号…あの時の鼎や御堂にあった赤い痣のものと似ているなぁ…。敵と関係してそうだが。
「マスコミが騒いでいるうちはモノリスの調査は避けろよ」
「わかっていますよ」


鼎はしばらく出撃出来ないため、戦闘は晴斗達男性陣がメインで行くこととなった。
晴斗も鼎の右手を見ている。痛々しい。鼎は時々右手を庇っているあたり、相当痛いんだなとわかる。
俺も助けたいけど、何が出来るんだろ…。彩音さんがしばらく鼎さんを援助すると聞いたけど。


対怪人組織はいつ敵が出るかわからないため、待遇はいいと聞く。任務は毎回命懸けなので手当ても手厚い。いわゆるホワイト企業みたいな。
鼎が住んでるゼルフェノアが借り上げた某アパート(通称:ゼルフェノア寮)もワンルームではない。


夕方、彩音が鼎の部屋を訪ねてきた。スーツケースを持って。
「鼎ん家来るの久しぶりだなぁ。…あ、しばらくお邪魔するね。泊まり込み可ですか?」
「彩音ならOKだよ。そこの部屋空いてるから寝るとき使いなよ。布団もあるよ」
鼎は空き部屋を案内した。


鼎は彩音相手だと少し話し方が砕けた感じになるようだ。普段は冷淡な話し方なのに。親友だからだろうか?
「鼎はしばらく何もしなくてもいいよ。怪我の治療優先にして欲しいからさ。ただでさえ鼎は大変なのに…」
「い…いいの…?」
「当たり前でしょ。私ら親友じゃない。事情も知ってるし、生活に支障が出てるのもわかってる。付き合いも長いじゃないか」
「…そうだね」

彩音は鼎の部屋の変化に気づいていた。ダイニングキッチンは前まで無機質だったのに、テーブルには花瓶に花が飾られている。よく見ると棚にはハーバリウムもある。
「隔離生活以降、何かあった?前までお花、なかったよね」
「匿われていた時に、お世話になった人達の影響で花が好きになったんだ。そのハーバリウムは貰い物」
「だからなんか雰囲気が優しくなっていたのか。声がなんか違うもの。前よりも感情出るようになったよね」
彩音はいそいそと何かを準備していた。晩御飯を作るらしい。鼎は今、箸が使えない。食べやすいものを作るか。食べやすいものにしないと鼎、食べれないしな…。あのマスクだと尚更だ。
「あ…彩音、作る前に先に仮面替えて欲しいんだけど…いいかな。なんかごめん」
「いいんだよ。これからご飯だし、鼎からしたら不便だもんね」
彩音は手慣れた様子で食事用マスクに替えてあげていた。
「簡単なものでいいよね。ちょっと待ってて」
ふたりでご飯を食べているが、鼎はかなりキツそうだった。右手はそこそこ使えるが、スプーンを持つ手がガタガタと震えてる。
「鼎…?」彩音は怪訝そうな顔をする。右手が思うように動かせないようだった。

彩音は鼎の口に食べ物を少しずつ食べさせていた。まるで介護状態だ。
「鼎…ごめん、こんな状態だとは知らなくて」
鼎も自分の状態にショックを受けていた。傷が深いせいで手が思うように動かせないなんて。
「彩音…もうお腹いっぱいだからそれ以上はいらないよ」鼎は遠慮がちに言っていた。
鼎は再び仮面を取り替えて貰っていた。これが何日か続くのか。自力で出来ない以上、仕方ないのだが…。


鼎は落ち込んでいた。


彩音はこの数日間で鼎のベールに包まれた生活を垣間見ることになる。
1日の大半を仮面を着けていることは確かだった。外すのは髪や体を洗う時と顔を洗う・歯を磨く時のみ。


それ以外はずっと仮面を着けている。鼎からしたら仮面は身体の一部というのもあるが。
寝るときも着けているというのも判明した。

彩音が来た日の夜、寝る前に鼎は彩音に言ってきた。

「この布のマスク、着けて欲しいけどいいかな…。着けた姿見ても驚かないでね」
どういうことなのか?彩音は手慣れた様子で取り替えてあげた。
布のマスクは顔を全面に覆うものだった。見た目はのっぺらぼうみたいにまっさら。鼎曰く、布だと通気性がいいから寝るときに毎回着けるらしい。マスクはガーゼで出来ていた。
「か…鼎、それ前見えてるの?」彩音は少し引きぎみに聞く。
「ぼんやりとは見えてる。就寝用だから摩擦が気になるから着けてるだけだよ」
…いや、ビジュアルがちょっと怖いよ。見慣れた仮面とは違い、見た目がのっぺらすぎる。喋る時は口元がモゴモゴしているけど。

鼎はこの布マスクに関してはカラーバリエーションをいくつか持っていた。白とパステルカラーを何色かあるらしい。気分で替えているんだろうか。
「鼎…そのパステルピンクのやつ、着けて欲しいけどいいかな?なんか可愛い感じになりそう」
「いいよ」
彩音はまた取り替えてあげた。鼎はパステルピンクのマスクを着けている。淡いピンク色だった。さっきの白と印象が違いすぎる。
見た目は顔を完全に覆われてのっぺら状態なのに、なぜか可愛く見える。
「鼎…そのピンク可愛い」
「え!?可愛いって初めて言われたよ」表情は見えないが声が嬉しそう。
鼎の予想外の反応に彩音は少したじろいだ。鼎は事件後ずっと仮面生活してるから、可愛いとか言われたことないのかも…。


彩音は鼎の援助を通じてさらに絆を深めたようだった。

彩音も鼎の視点に立ちたいといい、あの布マスク(鼎はのっぺらマスクと呼んでる)の新品を寝るときに着けたりもしている。彩音は鼎の生活の大変さを痛感した。
鼎によればあののっぺらマスクはまだ視界はマシな方なんだそうだ。彩音は距離感がわからずに部屋でよくぶつかり、転んでいる。
「彩音…何も私の目線にならなくても…」鼎は彩音を心配した。
彩音はどこかにぶつけたのか、痛そうにしながら言った。マスクで表情は見えない、口元はモゴモゴしている。
「痛みを共有したいんだよ…。鼎のそのいつもの仮面、もっと視界が狭いの?」
「狭いよ。今は完全に慣れたけど、慣れるまではものすごく大変だった。
彩音が最初に来た頃すごい苦戦してた。あちこちぶつけて怪我してて生傷すごくて」
鼎はしばらくすると寝室に行ってしまった。


彩音が最初に来た頃…8年前だ。鼎の住居は今とは違っていたが(ゼルフェノアが借り上げたところだが場所が違う)、彩音は鼎のカウンセリングと援助に何回か来ている。泊まりもした。
その当時の鼎は引きこもり状態で、外部と仮面を着けた自分の姿を受け入れずに拒絶していた。鏡が嫌いだった。
あの当時の鼎は確かによくぶつけていた。視界が狭く、距離感がわからない不安。彩音はカウンセリングしながら鼎の心を開くきっかけを作った。

それ以降、だんだん親交していくうちにふたりは唯一無二の親友となる。


何日か経った。鼎の右手は前よりは動かせるようになっていた。仮面も自力で着け替えれるようにまで回復してる。
「だいぶ回復してきたようだね」
「でも出撃は無理だ。完全に傷口が塞がってない。痛みはなくなったけど」
「戦闘はまだ先だね。あんな激しい動きなんてしたら傷口開いちゃうよ」

彩音はかれこれ1週間くらい、鼎の家にいた。援助がうまくいったのか、鼎の回復は順調だった。
彩音は鼎の家にいる間もたまにメールで宇崎と連絡していた。鼎の回復状況とか。


「ほーん。じゃあ明日から大丈夫なのね。手の包帯は念のためそのままか」
「はい。この上から手袋履けば…なんとか」
「もう、絶対に無茶すんなよ」宇崎はキツいが優しく言ってあげた。
鼎は研究室から出た。宇崎は支部に連絡した。祭具のことだ。
「小田原司令、2つ目の祭具どうなりました?音沙汰ないけど」
「うち(支部)の腕利きに破壊を命じたんだが…全然歯が立たない」
「えっ!?じゃあ破壊出来てない!?そっちの腕利きって常盤と磯山だっけ。あのふたりですらダメなのか!?」
「やっぱり本部の隊員じゃないと無理そうだな…。鼎は回復したんだろ?」
「明日から行けると本人は言ってますよ。無茶すんなよとキツく言っておきました」
「俺は晴斗に祭具破壊をお願いしたいのだが」
「…?いいですよ。なぜ晴斗?」
「彼の実力を見たい」



赤いモノリス、なんなんだ…。仮面ライダーゴーストみが溢れてたぞ。
いきなり出てきた砂浜の赤いモノリス。

鼎は1日の大半は仮面を着けてる設定。寝るときも。
本人的には寝るときの姿は見苦しいので見られたくない。親友の彩音だから見せれたようなもん。
就寝用は見た目がまっさらなマスクだからのっぺらなんだよな…。ビジュアルはまんまのっぺら。
パステルカラーは彩音曰く、可愛いらしい。毎日使うものだし、布製なので予備は多数ある模様。

鼎は事件以降、可愛いとか言われた経験がないので本当は嬉しいのではないのかと。

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